当サイトでは、記事内に広告を掲載している場合があります。消費者庁が問題としている「誇大な宣伝や表現」とならないよう配慮し、コンテンツを制作しておりますのでご安心ください。
問題のある表現が見つかりましたら、お問い合わせよりご一報いただけますと幸いです。
もうすぐ一時帰国。免税で買い物できるって聞いたけど、どうやるんだろう?
海外に住むにあたって日本の自治体から住民票を抜いている場合、日本での買い物には免税制度を利用できます。
また、2021年からは手続きが電子化され、ペーパーレスになりました。
この記事では、2022年8月に日本へ一時帰国した筆者が、実際に免税制度を利用する手順や注意点について詳しく紹介します!
一時帰国中の買い物中から日本出国までの「どうやって免税を受けるんだろう?」「買ったものをどうしたらいいんだろう?」という疑問をまるごと解消します!
2023年4月1日以降、免税制度の利用には2年以上継続して海外に居住していることが証明できる【在留証明】または【戸籍謄本の写し】が必要となりました。
在留証明の取得は居住国で、戸籍謄本の写しの取得は日本で可能(詳細は記事の中で解説)。
今後は海外に住み始めて2年経つまでは免税制度を利用できませんが、免税を受けられない場合にもお得に買い物できる方法を記事の後半で解説しています。
海外に住んで2年経っていない方も必見!
一時帰国で免税を受けるための3つの条件
免税で買い物をするには以下の条件があります。
- 非居住者であること
- パスポートに入国スタンプが押されていること
- 2年以上継続して海外に居住していること
順番に解説していきます!
非居住者であること
日本の自治体から住民票を抜いて、非居住者となっていることが第一の条件。海外移住時に転出届を出した駐在員や帯同家族の一時帰国であれば、この条件は満たしているので大丈夫!
パスポートに入国スタンプが押されていること
日本への入国日を確認するために必須です。手続きが電子化されても、入国日の確認はスタンプでされる模様。
入国時に自動化ゲートを通ってしまうとスタンプが押されませんが、ゲート通過後にスタンプを押してもらうためのカウンターがあります。必ずカウンターに立ち寄るようにしましょう!
2年以上継続して海外に居住していること
2023年4月1日以降、免税制度の利用には2年以上継続して海外に居住している場合でないと利用できなくなりました。
またそれを証明できる海外居住期間を証明できる【在留証明】または【戸籍謄本の写し】も合わせて求められるように。
それぞれ取得できる場所はこちら。
- 在留証明:居住地の管轄大使館・総領事館(インドネシアでの取得方法はこちら)
- 戸籍謄本の写し:本籍地の市区町村
免税店の調べ方
免税が受けられるお店はあらかじめ決まっています。身近なところではエディオンやドン・キホーテ、ユニクロなど。
一時帰国の滞在先に免税店があるかどうか、下記のサイトから探すことができます。
私の滞在先(地方の田舎町)では、同じドラッグストアチェーンでも、免税に対応している店舗としていない店舗がありました。来店前の確認がおすすめです!
また、店舗によっては免税専用のクーポンが発行されていることも。店舗検索と同じサイトで探せるので、お出かけ前にチェックしておけばさらにお得に買い物できますね。
免税で買い物をする手順
手続きの電子化後も、免税を受ける手順は同じです。
税込ではなく税抜なので注意!
免税で購入したい旨を店員さんに伝えます。店舗によっては免税専用のレジあり。
入国日のスタンプがあるページがすぐわかるようにしておくとスムーズ! 場合によってはビザの提示を求められることもあるそうです。パスポートと一緒に持参しましょう。
口頭で、日本では短期滞在か(=一時帰国か)ということも確認されました。
免税価格で支払います。
私は今回、もらったレシートと紙切れをパスポートと一緒に保管しておきましたが、税関では提示不要でした(後述)。
免税で買った商品を受け取った後の注意点
免税品には2つの区分があります。
- 一般物品
- 消耗品
それぞれ、購入後の取り扱いが異なるため、ひとつずつ確認していきましょう。
1.一般物品を購入した場合
購入したものが一般物品であれば、購入直後から使って大丈夫!
免税制度を使わずに購入した場合と同じで、何も気にする必要はありません。
私はインドネシアで着るための服を買ったので、日本を出発する日に着て、そのまま出国しました!
2.消耗品を購入した場合
購入したものが消耗品なら、日本国内での開封は不可。
とはいえ、レジでは簡単に開封できないよう密閉された袋で渡されるため、間違って開けてしまう心配はありません。ご安心を!
消耗品は購入から30日以内に海外に持ち出す必要があります。長めの一時帰国を予定している場合は早く買いすぎないよう注意してくださいね。
一時帰国中に免税で買い物した後の出国手続き
出国時に税関でパスポートを提示する。以上です。
2021年10月からは手続きが電子化され、ペーパーレスになったため、他の書類は不要です。
免税手続きの電子化で変わったこと
電子化前は、税関で「購入記録表」という書類を提示する必要がありました。現在は、免税店から国税庁へ電子データで購入記録情報が送られるため、紙の書類は不要です。
私も購入記録表は受け取っていません。ただ、初めての免税品購入で不安だったため、もらった紙やレシートをすべて保管しておいて税関で渡しましたが、不要だと言われました。
とはいえ、パスポートを手渡した際に「他に何かもらっていませんか?」とひとこと確認はされたので、一部では紙の手続きが残っているのかもしれません。
2021年10月から電子化に完全移行と観光庁の資料にはありましたが、コロナで対応が遅れている店舗もあるのかも?
免税を受けた商品を税関で確認される?
税関で購入品を確認されることがあるらしいと聞いていましたが、確認はありませんでした。
免税で購入した品はすべて持ち込み手荷物に入れていたのですが、特に提示も求められず。確認することはないのか?とその場で税関職員のかたに聞いたところ「まれに提示してもらうことがある」とのこと。
Twitterでは、2021年12月に購入品の確認を求められたという声もあったので、持ち込み手荷物に入れておいたほうが無難ではあると思います。
空港によって取り扱いが異なる可能性もあるので、もし預け荷物に入れる場合は、チェックインカウンターで問題ないか確認しておくと安心です。
免税での購入、子連れ一時帰国者には不向き?
便利でお得な免税での購入ですが、デメリットも少々あります。
- 店舗に直接出向く必要がある(インターネットでの購入は不可)
- レジで10〜15分時間がかかる
- 店舗ごとに手続きが必要(百貨店などはまとめて手続き可能だが免税手数料がかかることも)
- 品目によっては大量買いで荷物が増える(5000円以上の購入が条件)
どうでしょう。子連れママにとっては若干ハードルを感じませんか…?
今回の我が家の一時帰国は日程もタイトだったので、ほとんどの買い物は事前にインターネットで購入していました。
実家での滞在中に時間ができたので、試しに免税にチャレンジしてみましたが、所要時間・手間と免税された額を天秤にかけると次回も利用するかはわかりません。。
子どもを連れての買い物はただでさえ大変なもの。貴重な一時帰国中、優先順位をつけてめいっぱい楽しみたいものですね。
一方で、免税のメリットを受けられるのはこんな場合!
- 小さな子どもがいない
- スケジュールにゆとりがある
- 大きな額の買い物をする
これらの場合はもちろんおすすめ! お得に購入できちゃいます。
私も今後大きな買い物をするときは積極的に使いたいです!
一時帰国の買い物をお得にオンラインショッピングする方法
免税を使う人にも使わない人にもぜひ知ってほしいのが、オンラインでの買い物にポイ活サイトを活用すること。
どんな仕組みかというと、ポイ活サイトのリンクを経由してオンラインショップに飛ぶことで、ポイントが還元されるというもの。
免税のような面倒な手続きなしで購入額の1〜10%のポイントが貯まります。貯まったポイントは現金同様に使用可能!
普通に買い物したときと比べるとポイントが2倍貯まるね!
おすすめのポイ活サイトは以下の2つ。
- ハピタス
ポイ活サイトの中でも1ポイント=1円でわかりやすい。現金やAmazonギフト券に交換可能。楽天市場や楽天ブックス、LOHACOが提携している。
→提携オンラインショップを確認する - 楽天リーベイツ
貯まるのが楽天ポイントなので使いやすい。ユニクロ、GU、iHerbなどハピタスにないサイトがある。
→提携オンラインショップを確認する
一時帰国中の買い物は高額になるため、ポイント還元でもあなどれません。我が家も、オンラインショッピングでは上記のどちらかを必ず経由するようにしています。
こちらのリンクからの登録で、紹介特典としてポイントがもらえるので、ぜひご利用くださいね!
▼ ハピタス:紹介特典1000ポイント(1000円相当)8月31日まで紹介特典ポイント増量キャンペーン中!
▼ 楽天リーベイツ:紹介特典500ポイント(500円相当)
紹介者(私)には個人情報が知らされない仕組みになっています。安心してご活用ください!
まとめ:一時帰国中に免税で買い物する方法は簡単。2年以上海外にいるなら利用しよう!
最後に、この記事の内容をまとめます。
- 免税での購入は、入国スタンプ入りのパスポート(+ビザ)を持参するだけ
- 税抜5000円以上の購入が対象
- 一般物品は購入直後から使用可能。消耗品は出国してから!
- 手続き電子化により、税関でもパスポートの提示のみでOK!
- 2年以上の海外居住期間が必要。免税を利用できないならネットを活用!
免税での購入は、制度対象者にとってはメリットも大きく、超簡単な節約方法です。
最初はなんだか面倒そうだと思っていましたが、実際にやってみると手順自体はシンプル。手続きが電子化されたおかげで、さらに簡単に利用できる制度となりました。
2年以上海外に住み続けているなら使って損なし! 一時帰国の際は、うまく活用してお得に買い物しましょう!
▼ 一時帰国で買うべきものはこれ! スムーズに買うコツも紹介
【必需品を網羅】一時帰国の買い物リスト|子連れ駐妻が日本で買うものは?おすすめ紹介▼ 一時帰国中に買ったものは段ボールで運ぶのがおすすめ
【海外赴任】手荷物を段ボールで運ぶ方法|入手先・梱包の注意点も紹介▼ 子連れフライトに役立つ情報、まとめました
【まとめ】子連れフライトの過ごし方|飛行機で快適に移動するコツを紹介記事の誤字脱字・情報の誤りなどお気づきの点がありましたら、お問い合わせフォームからお気軽にお寄せください。ご質問・ご感想もどうぞ!