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待ちに待ったジャカルタ駐在! 子供も父親に会いたがっていたし、やっとワンオペ育児から解放される…!
そう思ってスタートしたジャカルタ駐在妻生活でしたが、待っていたのは予想よりちょっとハードな擦り合わせの日々でした。
この記事では、
- 単身赴任期間を経て、無事再開を果たした我が家が直面したギャップ
- そこから得た教訓
- 心がけている対応
について書いています。
後半では、夫婦で仲良く過ごすためのおすすめ本もご紹介しています!
- 駐在したらどんな悩みがあるのか知りたい
- 現在家族が離ればなれで、駐在前に心の準備をしたい
- 駐在中も夫婦仲良く暮らしたい
▼ あわせて読みたい
【ジャカルタ駐在】コロナ禍でも渡航する! 悩んだ結果、駐在帯同を決めた3つの理由
この記事でわかること 非表示
離れて暮らせばギャップができる
私が渡航後最初に悩んだのは「夫婦間の意識のギャップ」でした。
- 一緒に生活しているときよりどうしても会話が減るので、よほど意識していない限り、お互いの考えていることが細かいところまではつかめなくなります。
- 一緒にいれば自然に対応できる変化でも、離れていると変化があったことにすら気付けません。
これによって生じた2つのギャップにどう対処するか、が渡航後最初の悩みでした。次の項目から詳しく書いていきますね。
悩みその1:家族の時間に対する意識のギャップ
- 夫:少しでも家族一緒の時間を増やしたい。家族で出かけたい。
- 私:少しでも1人の時間を増やしたい。1人になりたい。
家族にやっと会えた喜びは夫も同じ。しかし、ここで大きな問題が。
- 単身赴任で、寂しい思いをしていた夫
- ワンオペ育児に疲弊しきった私
お互い、家族で過ごす時間への意識が全く違っていました。
私が渡航した時期は、入国後にホテルでの隔離が10日間ありました。幼稚園の対面保育も再開前。日本の幼稚園を退園して以来、私は1人になる瞬間がまったくなく、子供と24時間べったり一緒に過ごすという状況が続いていました。
ずーっと子供と一緒にいたら1人になりたいと思うのは当たり前だよね! と私は思っていましたが、それはあくまでも私の価値観。夫は、私が1人の時間を求めていると気付いていませんでした(!)。
お互いに、そもそもこのようなギャップがあると想像すらしていなかったので、喧嘩になってようやくお互いの認識のずれに気付きました。
私から「しんどい」「つらい」と口に出してはいたものの、夫は「自分が日中いないからつらい→家族で過ごさねば!」と解釈していたようです。
つらさの内容を漠然とした言葉でしか伝えていなかったことが原因で、自分の意図が伝わらないだけでなく、夫にも無駄に罪悪感を負わせてしまっていたと反省しました。
言わなくてもわかるだろうと思い込まない。ちゃんと言葉で伝える。
- 「1人になるタイミングが全くなくてつらい。1人の時間が欲しい。」と具体的に説明した(それ以来、休日などに「◯時間1人になってくるね!」と伝えると快く送り出してくれます)。
- 「1人になっていい?」とお伺いを立てるのではなく、「1人になってくるね!」と爽やかに決定事項として伝えるように心がける(変に下手に出ない)。
- 1人時間の帰宅後には、感謝の言葉とともにリフレッシュした元気な姿をことさらにアピール!笑
悩みその2:子育てスキルのギャップ
- 夫:記憶の中の子供に合わせて対応する。
- 私:現在の子供に合わせて対応する。
子供の成長は早いもの。成長すれば、声かけの内容や身支度のやりかたなどが、おのずと違ってきますよね。
けれども夫が知っているのは今より小さい子供の姿なので、夫の対応は昔のまま。
私から見ると今の子供にフィットしておらず「不適切」な対応に見えることがあり、最初はそのたびにイライラしていました。(もちろん夫は子供に愛情を持って良かれと思ってやっています!)
私がイライラを態度に出してしまって家庭の雰囲気が悪くなったことも。子供への悪影響を考えると本末転倒ですよね。
してほしいこと、してほしくないことを気長に伝えるしかない! と前向きに割り切って、伝え方を日々試行錯誤中。時には喧嘩になることもありますが、時間が解決してくれること、とおおらかに捉えるように心がけています。
離れていたのだから、子供の現在をわかっていなくて当たり前。責めるべきことではない。
- 夫は単身、海外で仕事を頑張っていたんだ、と改めて感謝する(現状を客観的に認識しなおす)
- お互いが落ち着いているタイミングで、こういう時はこうしてほしいとさらっと伝える(「それはちょっとないわ」と思った時にはすぐ割って入るので一瞬険悪になることもありますが……なるべくさらっと!)
夫婦円満のために!おすすめの3冊
ひとりで悶々と悩んでしまうときは本を開いて先人の知恵を借りましょう! 夫婦関係に悩んだときにおすすめしたい本をご紹介します。
私もくり返し読んでいるのですが、少しずつ血肉になってきて夫婦のコミュニケーションが良くなってきていると実感しています。
夫婦の擦り合わせの助けになれば嬉しいです!
『ベスト・パートナーになるために』
ロングセラーにしてベストセラー。男女が陥りやすい行き違いについて詳しくユーモラスに書かれているので、これまで色んな友人におすすめしてきました。
男だ女だといってももちろん個人差があり、型に当てはめられるものばかりではないと思います。が、我が家は夫も私も行動や考え方が面白いほどにドンピシャ。
定期的に読み直して、自分の言動や、夫への対応を振り返るようにしています。
男性にも是非読んでほしい、パートナーシップの名著!
『「溺愛理論」27のルール どうしようもなく愛される女になる』
タイトルで引いた方、ちょっと待ってください!!笑 見た目はふわっとしていますが、中身は論理的で骨太な一冊です。
それもそのはず、脳科学者の著者が体当たりで獲得した理論がぎゅっと詰まっていて、どんな夫婦にも応用できる内容です。個人的には本の冒頭にある「男性の本質」が本当に目からウロコでした。
子育てにも応用できます!
『それでいい。』
こちらはさらっと読めるコミックエッセイ。
精神科医の著者が、対人関係におけるギャップ(本の中では「役割期待のズレ」と表現されています)とその対処方法について丁寧に解説しています。
「ツレがうつになりまして」の作者、細川貂々さんが共著で漫画担当。優しい絵柄で疲れている時も読みやすいです。自己肯定感の低さにもそっと寄り添ってくれるので、人間関係の悩み全般にじんわり効きます。
同シリーズの他の本もおすすめ!
まとめ
家族一緒に暮らしたいからこそ、海を超え、住み慣れた環境から離れてまでやってきたジャカルタ。できれば毎日笑って過ごしたいですよね。
衝突しながらもなんとかやっている我が家ですが、ギャップの中身がクリアになってからは対処しやすくなったように思います。
大小アクシデントの絶えないジャカルタ駐在生活ですから、家庭の中はせめて平和に! 前向きに、かつ気長に、対処していきましょう!
Twitterでも渡航後の擦り合わせについては、あるあるの声をたくさん聞きました。笑 悩んでいるのは私だけじゃない、と思えるだけでもほっとしたものです。
この記事を読んだあなたは、悩んでいる真っ最中でしょうか? これから渡航するところでしょうか? もしひとりで悩んでいたら、どうぞお気軽にコメントやメッセージを送ってくださいね。
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